4c昂揚サヒーリの紹介と総括~GP静岡10-5~
2017年3月21日 趣味はいどうもてらです。
前記事の続きのデッキ紹介&総括です
デッキ名はタイトル通り『4c昂揚サヒーリ』
使用理由は
①テンプレの4cサヒーリでは、マルドゥと電招に対してのガードが薄すぎると感じたから。
②カラデシュ期のスタンでBG昂揚を使っていて、昂揚というテーマをまた使いたかったから。
③霊気との調和というクソ雑魚ナメクジコモンよりもウルヴェンワルド横断という最強カードをまた使いたかったから。またそれによるフェリダー八枚体制を実現したかった。
④《墓後家蜘蛛、イシュカナ》を使うことが環境の不利デッキに対して大きな圧力になるから。
⑤バリスタ入りのサヒーリが、ミラーへのコンボ耐性を上げられて強いと思ったから。
とまあこんな感じの理由です。当然4TフェリダーサヒーリGGをしたかったというのもあります。(1勝)
そして恥ずかしい、というかアホなのですがこのデッキは今回の静岡が公式戦初運用という手抜きっぷり(事前に一人回しと仲間と練習は少ししていた)。
でも10-5できたということはこのデッキは強いんだなと思いました。
それではデッキリスト
________________________________
-リスト-
クリーチャー(17)
2 墓後家蜘蛛、イシュカナ
4 守護フェリダー
3 つむじ風の巨匠
3 ならず者の精製屋
4 歩行バリスタ
1 新緑の機械巨人
呪文(22)
4 サヒーリ・ライ
1 ショック
2 反逆の先導者、チャンドラ
4 ウルヴェンワルド横断
4 蓄霊稲妻
4 ニッサの誓い
3 チャンドラの誓い
土地(21)
3 進化する未開地
4 霊気拠点
3 尖塔断の運河
4 植物の聖域
4 森
1 島
1 山
1 平地
サイドボード(15)
2 儀礼的拒否
1 先駆けるもの、ナヒリ
2 不屈の追跡者
2 否認
2 グレムリン解放
1 バラルの巧技
1 燻蒸
2 自然のままに
1 金属の叱責
1 領事の権限
________________________________
こんな感じのレシピで戦っていました。意識したところとしてはすべてのデッキに最低4:6の相性で戦っていけるレシピにしたかったといった、また先手後手の有利不利をあまり意識せずに戦いたかったという感じです。あとサヒーリミラーにはどうしても勝ちたかった。
一部普通の4cと違うところの採用理由としては
・ショック
→もともと焼夷流だったが、サヒーリへの耐性、インスタントタイミングでサリア、ギデオンの兵士トークン、トラッカー、バリスタを焼ける、また昂揚のためのインスタントカウントを増やしたいというところから採用した。あと1マナで構えられることも、タップインの多いこのデッキでは重宝する。この変更に関しては大成功でした。
・進化する未開地
→土地カウントができるかできないかで昂揚の達成率が大きく変わったから。
あと白マナへのアクセスを増やしつつ、緑マナの枚数を減らしたくなかった。
タップインすることを差し引いてもやれる子だった。
・歩行バリスタ
→アーティファクトカウント&サヒーリメタ。以上。
・新緑の機械巨人
→バリスタ、フェリダー、サヒーリ、つむじ風との相性の良さから採用。ウルヴェンワルドから持ってくるパワーカードがイシュカナだけでは足りないというのもあった。最強。
と、メインレシピに関してはこんな感じです。
サイドは大体よくあるところですが、儀礼的拒否は増えると思った霊気池、RBエルドラージへの回答が少なすぎると感じての採用。バラルの巧技と燻蒸を散らしてるのも燻蒸じゃないとRBエルドラージには効かないため枚数を調整した。
メインカードのMVPは間違いなく《墓後家蜘蛛、イシュカナ》
サイドカードのMVPは《バラルの巧技》でした。
実際バラルの巧技は、BGにしか使わんし抜いてしまおうかと思っていましたが、1日目に試合を重ねるうちにサヒーリのサイド後に対して「ここでバラルあったらなぁ」と思う場面がやたら多く、サイドインするようにしたらこれが刺さる刺さる。(サイド後のバリスタ戻してコンボ、相手のトラッカーを戻してサイズを戻す&手がかりの永久追放、フェリダーや精製屋の出し直しによるアドバンテージ稼ぎ、etc...)といった感じで素晴らしい活躍をしてくれました。
メインのイシュカナは言わずもがな。キランギデオンを止め、相手の飛行機械をわからせ、最大10点バーンを決める(1勝)。まさにヒーローでした。
しかし、やはり公式戦初使用、今回のGPを通していくつかの改善点が浮き彫りになりました。
①先手の利を生かしにくい
→こちらが先手の場合、このデッキは2T目に相手に圧力をかけることができないのです。(先手1/1バリスタは弱すぎ)先手後手の有利不利を覆そうとするがあまり、こちらの強みを押し付けることがしにくい構成になってしまっていました。やはりこれは実践不足であり、もっと経験を積むべきだったと非常に後悔しています。これが特にバリスタをとっている分漠然と有利だと思っていた4cに対して顕著に表れてしまいました。
②つむじ風の巨匠を生かしにくい
→このデッキは、霊気との調和、導路の召使いをとっていない上に、巨匠、精製屋ともに3枚しかとっていないので、エネルギー精製効率が普通のデッキよりも圧倒的に悪く、巨匠がただのエネルギー生み出すマンにしかならなかったことが多々ありました。しかし、やはりマルドゥに対しての遅延能力は目を見張るものがあるので、巨匠より周りの変更が必要と感じました。
③イシュカナの枚数
→イシュカナは最強カードです。しかし、マルドゥ以外には1枚あればよく、周りを整えてあげれば除去もケアしながらゆっくりと蜘蛛を増やせるので、1枚はサイドに移すべきだったと思います。
④サイドボードに取るカード
→サイドボードにいる《先駆けるもの、ナヒリ》ですが、あの枠は今思うとどう考えても《世界を壊すもの》にするべきでした。サイド後のサヒーリミラーに対して圧倒的な力を発揮してくれるカードであり、何よりウルヴェンワルドからサーチがききます。また使いまわしがきくので枚数も1枚とるだけで2~3枚とったのと同じような活躍が期待できます。
次に、サイドに+1してショックの全体数を増やすべきでした。ショックはBG、電招には効果が薄いカードですが、マルドゥ、4cにおいては強力なカードとして働きます。今回の負けた試合は、サヒーリに2回、電招に1回、マルドゥに1回、霊気池に1回であり、サヒーリの1回ととマルドゥに関してはショックが手札にあれば変わっていた試合でした。タップインの多いこのデッキでは、マナコストが低いというだけで使いやすく、また4Tフェリダーから赤マナを立たせることで、相手の4cのコンボをケアしつつ、相手にコンボの圧力をかけていけるのがショックがとても使いやすかった理由の1つです。
あと電招に強い駒をもう1~2枚とるべきでした。
以上の改善点をまとめ上げ、今後デッキレシピのブラッシュアップをして、次はPPTQに臨みたいと思います。改善後のレシピはまたその時にあげると思います。
またこのデッキは使うのが非常に楽しく、またBG昂揚のような感覚を使っていて感じるので、昔BG昂揚好きで使ってたけどエムラ禁止になって使うのやめちゃったという人にもぜひ使っていただきたいと思います。
もし「使ったけど~をこうしたほうがいい」とか「こうしてみた強かった」ということがあればぜひ教えていただきたいです。
(twitter→@tera_mtg)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
前記事の続きのデッキ紹介&総括です
デッキ名はタイトル通り『4c昂揚サヒーリ』
使用理由は
①テンプレの4cサヒーリでは、マルドゥと電招に対してのガードが薄すぎると感じたから。
②カラデシュ期のスタンでBG昂揚を使っていて、昂揚というテーマをまた使いたかったから。
③霊気との調和というクソ雑魚ナメクジコモンよりもウルヴェンワルド横断という最強カードをまた使いたかったから。またそれによるフェリダー八枚体制を実現したかった。
④《墓後家蜘蛛、イシュカナ》を使うことが環境の不利デッキに対して大きな圧力になるから。
⑤バリスタ入りのサヒーリが、ミラーへのコンボ耐性を上げられて強いと思ったから。
とまあこんな感じの理由です。当然4TフェリダーサヒーリGGをしたかったというのもあります。(1勝)
そして恥ずかしい、というかアホなのですがこのデッキは今回の静岡が公式戦初運用という手抜きっぷり(事前に一人回しと仲間と練習は少ししていた)。
でも10-5できたということはこのデッキは強いんだなと思いました。
それではデッキリスト
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-リスト-
クリーチャー(17)
2 墓後家蜘蛛、イシュカナ
4 守護フェリダー
3 つむじ風の巨匠
3 ならず者の精製屋
4 歩行バリスタ
1 新緑の機械巨人
呪文(22)
4 サヒーリ・ライ
1 ショック
2 反逆の先導者、チャンドラ
4 ウルヴェンワルド横断
4 蓄霊稲妻
4 ニッサの誓い
3 チャンドラの誓い
土地(21)
3 進化する未開地
4 霊気拠点
3 尖塔断の運河
4 植物の聖域
4 森
1 島
1 山
1 平地
サイドボード(15)
2 儀礼的拒否
1 先駆けるもの、ナヒリ
2 不屈の追跡者
2 否認
2 グレムリン解放
1 バラルの巧技
1 燻蒸
2 自然のままに
1 金属の叱責
1 領事の権限
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こんな感じのレシピで戦っていました。意識したところとしてはすべてのデッキに最低4:6の相性で戦っていけるレシピにしたかったといった、また先手後手の有利不利をあまり意識せずに戦いたかったという感じです。あとサヒーリミラーにはどうしても勝ちたかった。
一部普通の4cと違うところの採用理由としては
・ショック
→もともと焼夷流だったが、サヒーリへの耐性、インスタントタイミングでサリア、ギデオンの兵士トークン、トラッカー、バリスタを焼ける、また昂揚のためのインスタントカウントを増やしたいというところから採用した。あと1マナで構えられることも、タップインの多いこのデッキでは重宝する。この変更に関しては大成功でした。
・進化する未開地
→土地カウントができるかできないかで昂揚の達成率が大きく変わったから。
あと白マナへのアクセスを増やしつつ、緑マナの枚数を減らしたくなかった。
タップインすることを差し引いてもやれる子だった。
・歩行バリスタ
→アーティファクトカウント&サヒーリメタ。以上。
・新緑の機械巨人
→バリスタ、フェリダー、サヒーリ、つむじ風との相性の良さから採用。ウルヴェンワルドから持ってくるパワーカードがイシュカナだけでは足りないというのもあった。最強。
と、メインレシピに関してはこんな感じです。
サイドは大体よくあるところですが、儀礼的拒否は増えると思った霊気池、RBエルドラージへの回答が少なすぎると感じての採用。バラルの巧技と燻蒸を散らしてるのも燻蒸じゃないとRBエルドラージには効かないため枚数を調整した。
メインカードのMVPは間違いなく《墓後家蜘蛛、イシュカナ》
サイドカードのMVPは《バラルの巧技》でした。
実際バラルの巧技は、BGにしか使わんし抜いてしまおうかと思っていましたが、1日目に試合を重ねるうちにサヒーリのサイド後に対して「ここでバラルあったらなぁ」と思う場面がやたら多く、サイドインするようにしたらこれが刺さる刺さる。(サイド後のバリスタ戻してコンボ、相手のトラッカーを戻してサイズを戻す&手がかりの永久追放、フェリダーや精製屋の出し直しによるアドバンテージ稼ぎ、etc...)といった感じで素晴らしい活躍をしてくれました。
メインのイシュカナは言わずもがな。キランギデオンを止め、相手の飛行機械をわからせ、最大10点バーンを決める(1勝)。まさにヒーローでした。
しかし、やはり公式戦初使用、今回のGPを通していくつかの改善点が浮き彫りになりました。
①先手の利を生かしにくい
→こちらが先手の場合、このデッキは2T目に相手に圧力をかけることができないのです。(先手1/1バリスタは弱すぎ)先手後手の有利不利を覆そうとするがあまり、こちらの強みを押し付けることがしにくい構成になってしまっていました。やはりこれは実践不足であり、もっと経験を積むべきだったと非常に後悔しています。これが特にバリスタをとっている分漠然と有利だと思っていた4cに対して顕著に表れてしまいました。
②つむじ風の巨匠を生かしにくい
→このデッキは、霊気との調和、導路の召使いをとっていない上に、巨匠、精製屋ともに3枚しかとっていないので、エネルギー精製効率が普通のデッキよりも圧倒的に悪く、巨匠がただのエネルギー生み出すマンにしかならなかったことが多々ありました。しかし、やはりマルドゥに対しての遅延能力は目を見張るものがあるので、巨匠より周りの変更が必要と感じました。
③イシュカナの枚数
→イシュカナは最強カードです。しかし、マルドゥ以外には1枚あればよく、周りを整えてあげれば除去もケアしながらゆっくりと蜘蛛を増やせるので、1枚はサイドに移すべきだったと思います。
④サイドボードに取るカード
→サイドボードにいる《先駆けるもの、ナヒリ》ですが、あの枠は今思うとどう考えても《世界を壊すもの》にするべきでした。サイド後のサヒーリミラーに対して圧倒的な力を発揮してくれるカードであり、何よりウルヴェンワルドからサーチがききます。また使いまわしがきくので枚数も1枚とるだけで2~3枚とったのと同じような活躍が期待できます。
次に、サイドに+1してショックの全体数を増やすべきでした。ショックはBG、電招には効果が薄いカードですが、マルドゥ、4cにおいては強力なカードとして働きます。今回の負けた試合は、サヒーリに2回、電招に1回、マルドゥに1回、霊気池に1回であり、サヒーリの1回ととマルドゥに関してはショックが手札にあれば変わっていた試合でした。タップインの多いこのデッキでは、マナコストが低いというだけで使いやすく、また4Tフェリダーから赤マナを立たせることで、相手の4cのコンボをケアしつつ、相手にコンボの圧力をかけていけるのがショックがとても使いやすかった理由の1つです。
あと電招に強い駒をもう1~2枚とるべきでした。
以上の改善点をまとめ上げ、今後デッキレシピのブラッシュアップをして、次はPPTQに臨みたいと思います。改善後のレシピはまたその時にあげると思います。
またこのデッキは使うのが非常に楽しく、またBG昂揚のような感覚を使っていて感じるので、昔BG昂揚好きで使ってたけどエムラ禁止になって使うのやめちゃったという人にもぜひ使っていただきたいと思います。
もし「使ったけど~をこうしたほうがいい」とか「こうしてみた強かった」ということがあればぜひ教えていただきたいです。
(twitter→@tera_mtg)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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